カラム結合
カラム結合機能は、データセット内の複数の列 (カラム) の内容を結合して新しい列を作成するツールです。
この機能により、複数のカラムの情報を一つにまとめることで、データの整理や分析を効率的に行うことができます。 例えば、名前の姓と名を結合したり、住所の要素を一つの文字列にまとめたりする際に活用できます。
カラム結合の活用例
データの統合
- 個人情報の統合 (例: 姓名の結合)
- 住所情報の統合 (例: 都道府県、市区町村、番地の結合)
- 日時情報の統合 (例: 日付と時刻の結合)
カラム結合機能の使用方法
結合するカラムの選択
- ページ上部の「結合するカラム」セクションから、結合したい複数のカラムを選択します
- 選択したカラムは、ドラッグ&ドロップで順序を変更できます
- 選択されたカラムの順序が、結合後の並び順となります
区切り文字の選択
結合する際の区切り文字を以下の3つから選択できます
- スペース: 文字列を空白で区切ります(例: 「東京 渋谷区」)
- カンマ: 文字列をカンマで区切ります(例: 「東京,渋谷区」)
- アンダースコア: 文字列をアンダースコアで区切ります(例: 「東京_渋谷区」)
欠損値の処理
- チェックボックスをONにすると、結合対象のいずれかのカラムが欠損値の場合、結合結果全体が空白になります
- チェックボックスをOFFにすると、欠損値を空文字として扱い、他の値と結合します
- 欠損値の判定は、システム設定の欠損値(NA、空白など)に従います
プレビュー表示
- 結合結果のプレビューが表示されます
- 最大1000行までのプレビューを確認できます
- データが1000行を超える場合は、末尾に「…」が表示されます
新しい列(カラム)名の設定
- 結合結果を格納する新しいカラムの名前を設定します
- デフォルトでは選択したカラム名を「_」で結合した名前が提案されます
- カラム名には以下の制限があります
- 既存のカラム名と重複する名前は使用できません
- 特殊文字は使用できません
実行とデータの保存
- 「実行」ボタンをクリックして結合を実行します
- 結合されたデータは新しいカラムとしてデータセットに追加されます
- 元のカラムは保持されたまま、新しいカラムが追加されます
注意事項
- 結合するカラムの型 (数値・文字列等) に関わらず、すべて文字列として結合されます
- 欠損値を含むデータを結合する場合は、目的に応じて適切な処理方法を選択してください