Reactive stat
信頼性の高い R で統計解析し、その結果を AI が解説します!
ブラウザとデータファイルがあれば、すぐに解析できます
- マニュアル本は要りません。
- すべての統計手法のページには、利用に必要な解説が載っていますし、必要な情報へのリンクも用意してあります。
- PCにソフトウェアをインストールする必要はありません。
- 信頼性の高い R での結果が得られます。
- ウェブアプリで結果を得たあとに、そのデータを外部の R サーバーに送信し、その実行結果を得ることができます。
- 外部の R サーバーに送信されるデータは、セキュリティを考慮し、数値計算に必要な最小限のセットとしています。また、送信前に内容を確認できます。自動的に送信されることはありません。
- 常に最新バージョンのRを利用できます。
- 結果がリアルタイムに反映されるウェブアプリですので、統計解析に不慣れな場合でも試行錯誤が容易です。
- データの内容を常に把握しながら作業が行えるように工夫してありますので、どうしたらいいかわからない、という状況に陥ることがありません。
- 出力されるグラフはインタラクティブな高機能なものです。
- データファイルを読み込んで利用できます。
- CSV 形式データファイルおよびエクセルファイルに対応
- データファイルはブラウザ内部に読み込まれるだけで外部には送信されませんので、セキュリティの問題はありません。
- 日本語のデータファイルを扱うことができます
- 海外製のアプリですと、カラム名が日本語だと受け付けられないなどの制約がしばしばありますが、Reactive stat にはそのような制限はありません。
共用PCやタブレットでも
ソフトをインストールできない共用のPCや、iPad などタブレットでも実行可能です。
モバイルデバイスの場合は、 Google Drive, One Drive などのクラウドストレージからファイルを直接読み込むことができます。
読み込んだデータファイルの内容がそのままクラウドに送信されることはありませんので、個人情報を含むデータでも安心して解析できます。 共用PCの場合は、ログアウトすればすべて消去されますので安心です。
なお、R での解析やその結果を AI に解説させる機能では、クラウドに最小限のデータを送信しますが、統計解析に必要最小限のデータであり、個人情報が送信されることはなく、また、送信前にその内容を確認する手順になっていますので安心です (一部の数値計算では確認せずにクラウド R で計算する場合もあります)。
スマートフォンでも
スマートフォンでも使えるように画面設計してあります!
最終的な統計解析を行うことを想定しているわけではなく、統計に不慣れなユーザーに手軽に親しんでいただくことが目的です。 専用のサンプルデータを解析手法ごとに用意していますし、 膨大な数の R のサンプルデータを簡単に検索して読み込めます。 また、できるだけ詳細に解説を付けてありますので、実際にデータを操作しながら統計を学んでいただくことが可能です。
Google Drive や One Drive のデータファイルを読み込めますので、ご自身のデータの解析して論文の原稿を書くこともできてしまいます!
インタラクティブな解析で理解が深まります
Reactive stat の名前の由来は
データの内容を常に確認しながら設定し、設定を変更するとリアルタイムにグラフなどが変化することが名称の由来です。
常にデータ内容を視覚的に把握しつつ解析を行えます
小さなヒストグラムなどで、しつこいほどにデータ内容を視覚的に示します。
統計処理においては、常にそのデータの性質、すなわち、カテゴリー変数なのか連続変数なのか、どのような分布をしているのかなどを把握しておく必要があります。
常にデータ内容を意識しつつ作業できますので、迷うことなく素早く正しい結果に到達できます。
すべての統計手法にデータと設定のサンプルを用意してあります
すべての統計手法のページには、 ボタンが付いています。 これを押すと、典型的なサンプルデータと、そのデータに対する解析のための設定内容が読み込まれます。
その統計手法を初めて扱う場合でも、 どのような形式のデータが必要なのか、どのような形で結果が得られるのか、 サンプルを読み込んで実際に動かすころで理解が深まります。 そして、ご自身のデータをどう処理すればよいかがすぐに分かります。
信頼できる R の解析結果を AI に解説させて容易に理解できます
Reactive stat では、ほとんどの統計解析を R言語 (統計解析を主な目的とする専門的なシステム) を利用して行うことができます。
R は数多くの専門家が参画して作り上げられたシステムで、信頼性が高く、無料で利用できる素晴らしいものですが、なかなか敷居が高いです。 出力された解析結果も、英語で書いてあってわかりにくいです。
それを劇的に使いやすくしてくれたのが EZR ですが、インストールが必要だったり、やはり統計解析の初心者には難しいという声も聞かれます。
そこで、Reactive stat では、ブラウザでの簡単な操作で、インタラクティブに R による解析が行えるようにしてみました。 さらに、その解析結果を、AI に解説してもらう機能が付いています。
AI による解説には、そこで使われている統計手法の説明から、得られた結果の解釈、さらには学会発表や論文にどのように表現すればよいかまで含まれます。
残念ながら、現時点では AI が間違ったことを言ってくる場合があるので、注意をお願いします。 十分実用性があると判断しておりますし、どんどん進化している分野であり今後正確性は増してゆくと思われます。
なお、弊社にそれなりの利用料の負担が生じてしまうことから、無料でご利用いただけるのは1日に10回までに制限しております。 ご理解のほどお願いいたします。
論文や学会発表の準備が簡単になります
医療統計でよく使う統計手法を網羅しています
特に医療分野で頻繁に使われる統計手法を広くサポートし、また、医学論文で必要なグラフの作成が簡単に行えます。 今後、リクエストがあればさらに拡充してゆく計画です。
また、心理統計の領域で使われる手法も今後拡充してゆきます。
現在の Reactive stat でできないことも、柔軟に対応して皆様に便利に使っていただきたいと考えていますので、遠慮なくリクエストをお願いします。
最新の R による解析結果が得られ、論文への記載が容易です
- 論文発表や学会発表において、「統計解析はRで行いました」と書くことができます。
- Rは通常、毎年2回 (4月と10月) バージョンアップされます。これらのリリースにはバグ修正などが含まれます。
- 解析ごとに、R 本体および使用されたすべてのライブラリのバージョンを表示します。
例えば、 対応のある3群以上の比率の比較 (Cochran Q 検定) の場合は、以下のような R の情報が出力されます。
Analysis is conducted using R version 4.4.0 (2024-04-24) The script uses the following packages and versions: nonpar 1.0.2 compiler 4.4.0
この情報から、 この解析は R version 4.4.0 (2024-04-24) にて nonpar ライブラリ version 1.0.2 を利用して行いました。 のように書くことができます。
- R で計算しているのは、クラウド R での計算結果と、サマリー表 (Table 1) の作成 での p値計算です。それ以外の部分は基本的にブラウザ内での計算結果ですから、R を利用したとは記述できませんのでご注意ください。
- 近年重要視されるようになった効果量の値の計算が多くの統計手法でサポートされています。
- 論文にどのように書けばよいか、AI が教えてくれます。
論文や学会発表で必要なサマリー表がすぐに作成できます
ほとんどの臨床系の論文で必要とされる、症例の背景因子の表が、あっという間に作成できます。 一つ一つの因子を統計解析し、その数値をまとめて表にするのは、意外と手間のかかるのもです。 これを、本当にあっという間に作成してくれます。 ぜひお試しください。
ドラッグ&ドロップで項目を入れ替えたり、統計処理がパラメトリックとノンパラメトリックから選べたり、徹底的に使いやすさを追求しています。 使いこなしていただけると嬉しいです。
p値まで含んだ表が出力されますので、学会発表くらいなら統計処理がこの機能だけで済んでしまう場合もしばしばあります。
本当に「あっという間に」思い通りのサマリー表が作成できてしまいます!
多彩なチャートを簡単に作成できます
日本語のデータに対応しています
準備を進めたのはいいけれど、
- 用意したデータファイルの項目名が日本語だったので統計ソフトが受け付けなかった orz
- データが文字化けしてしまってどうしていいのかわからない
などの経験はありませんか?
日本人には日本語のほうが理解しやすいのは当然なのですから、専門家以外が使うソフトは日本語のデータに対応していてほしいですよね。
対象ユーザー
- 統計学には興味は無いが学会発表があるのでちゃちゃっとデータ処理を済ませたい方
- 実際のデータを触りながら統計を学びたい初心者
- 手持ちのデータを探索的に把握したい研究者
などなど、(統計学者以外の) あらゆる方が対象です。
統計結果のグラフは、設定の変更をリアルタイムに反映しますから、その理解が簡単です。 上の例にも示すように、ROC曲線における閾値の変化で、感度や特異度がどう変わるのか、実際にサンプルデータで試してみることで、その原理まで理解が深まります。
また、常にデータの内容を視覚的に示しつつ設定を進めてゆくという基本コンセプトですので、どうしていいかわからない迷子になってしまうことがありません。
Reactive stat により、統計嫌いが少しでも減ることを願っています。 そして、皆様の貴重な研究成果の発表のお手伝いができると嬉しいです。
クラウド R を利用する際にログインが必要な理由
Reactive stat では、R による解析を行う際、最小限のデータをクラウドの R サーバーに送信して実行します。
その際、「悪意のあるコード」を実行できないように措置は講じていますが、強力な実行環境であるため、セキュリティを高めるためにユーザー登録とログインを必須としています。 ご不便をおかけしますが、ご理解の上、ご協力くださいますようお願いいたします。
なお、運営会社である EMUYN LLC では、クラウド R の利用状況をモニターしていますが、クラウド R へユーザーが送信したデータは保存していませんので安心してご利用ください。
全ての統計処理機能は無料です
Reactive stat はウェブアプリとして提供してあり、使いやすさを徹底的に追求しています。 画面にすべて説明がありますので、それを読みながら作業を行うことができ、参考書やマニュアル本を別途購入する必要すらありません。
ぜひ、授業などの教材としてもご利用ください。
無料でご利用いただく場合の制限について
大変申し訳ありませんが、ランニングコストの面から、以下の制限を設けています。 ご理解賜りますようお願いいたします。
- R の出力などを AI に解説させる機能は1日に10回までです
- グラフに Reactive stat のロゴが表示されます
- グラフのダウンロードは png, jpeg, webp 形式です。
- svg 形式ではダウンロードできません
- svg 形式ですと、例えば Power Point に貼り付けた後でも、フォントサイズや線の太さなどを自由に変更できます。
弊社の負担する費用について
AI の利用料やサーバーの保守費用などが弊社負担の費用としてかかっております。 可能でしたら、ライセンスのご購入にて、一部費用のご負担をお願いできれば幸いです。
ご利用ライセンス
ログインすると表示される、画面右上のユーザー名のボタンから、ライセンスをご購入いただけます。
1日 (24時間) のライセンスと、30日間のライセンスがあります。
ライセンスをご購入いただくと解除される制限は以下の通りです。
- R の出力などを AI に解説させる機能が無制限に使えるようになる
- グラフに Reactive stat のロゴが表示されなくなる
- グラフを svg 形式でダウンロードできるようになる
- svg 形式ですと、例えば Power Point に貼り付けた際に、フォントサイズや線の太さなどを自由に変更できます。
その他
ユーザーマニュアル
データ処理機能などのマニュアルになります。
統計処理機能については、それぞれのページを見れば全てわかるようになっています。
わからない点があったら、気軽にお問合せください。 開発担当がご質問にお答えすると同時に、そのページも改善させます。