日付・時刻計算

日付・時刻データから、日数などを計算することができます。

例えば、入院日退院日 のデータがあれば、入院期間を 退院日 - 入院日 + 1 として求めることができます。

また、生存曲線の前処理として、開始日付イベントもしくは最終確認日 から生存期間を計算することができ、これを月や年の単位に変換することができます。

データを読み込んだら、「データ処理」メニューから「日付・時刻計算」選択します。

二つの日付・時刻データの差分を求める場合には、日付時刻(2) のソースとして カラムから取得 を指定します。

日付時刻(1) と、定数との差分を求めることもできます。 この場合は、日付時刻(2) のソースとして 定数を使用 を指定します。

上の図は、日付時刻(1) の設定になりますが、まず左上のセレクタでカラムを選択します。 選択すると、指定したカラムの内容が表示されます。 この値を参考に、日付・時刻フォーマット を設定してください。

日付・時刻フォーマット は、ほとんどのケースで自動判定できますが、特殊なフォーマットの場合は、その内容に応じた入力をお願いします。

右下には、実際のデータで日付・時刻として認識されたデータの数と割合が表示されますので、フォーマットが正しいかどうか判断できます

日付・時刻フォーマット形式

日付・時刻フォーマット形式は以下の通りです。

たとえば、「YYYY-MM-DD HH:mm:ss」は、「2023-10-21 14:30:00」のような日付文字列に対応し、「YYYY年M月D日」は、「2020年1月16日」に対応します。

  • YYYY:4桁の年 (例: 2023)
  • YY:2桁の年 (例: 23)
  • MM:2桁の月 (01から12)
  • M:1桁または2桁の月 (1から12)
  • DD:2桁の日 (01から31)
  • D:1桁または2桁の日 (1から31)
  • HH:2桁の時間 (00から23)
  • H:1桁または2桁の時間 (0から23)
  • mm:2桁の分 (00から59)
  • m:1桁または2桁の分 (0から59)
  • ss:2桁の秒 (00から59)
  • s:1桁または2桁の秒 (0から59)
  • A:午前 (AM)または午後 (PM)

日付・時刻データの差分の単位と計算方法を選択します。

  • 単位(年、月、週、日、時、分、秒)を選択してください。
  • 新しいカラムの内容 (差分) の計算法 を選択して、どのように差分を計算するかを指定します。
    • 日付時刻(1) - 日付時刻(2): 日付時刻(1)から日付時刻(2)を引いた差を計算します。
    • 日付時刻(1) - 日付時刻(2) + 1: 日付時刻(1)から日付時刻(2)を引いた差に1を加えて計算します。範囲に開始日と終了日の両方を含める場合などに適しています。
    • 日付時刻(2) - 日付時刻(1): 日付時刻(2)から日付時刻(1)を引いた差を計算します。
    • 日付時刻(2) - 日付時刻(1) + 1: 日付時刻(2)から日付時刻(1)を引いた差に1を加えて計算します。範囲に開始日と終了日の両方を含める場合などに適しています。
    • 絶対値(日付時刻(1) - 日付時刻(2)): 日付時刻(1)と日付時刻(2)の差の絶対値を計算します。
    • 絶対値(日付時刻(1) - 日付時刻(2)) + 1: 日付時刻(1)と日付時刻(2)の差の絶対値に1を加えて計算します。日付の前後関係に関係なく、開始日と終了日の両方を含める場合などに適しています。

計算結果プレビュー

計算の結果がどうなるかを確認できます。

  • 新しい列 (カラム) 名 セクションにて、計算結果を格納する新しいカラムの名前を設定します。
  • 計算方法の設定時に、自動的にカラム名画設定されますが、適宜変更して構いません。
  • 既存のカラムに上書きすることはできません。