よくある質問
どんな医療機関で利用されていますか
初版公開から5年以上が経過し、基幹病院から個人のクリニックまで、全国の多数の医療機関様 で日常的にご利用いただいています。 安心してご利用ください。
NCD の公認のソフトですか
現在のバージョンは NCD に公認されているものではありませんが、山口大学様の主導による、2017年の中国四国地方の国立大学様での共同研究にご採用いただいた際には、NCD Helper の利用が NCD に承認されております。
対応している機種は何ですか
Windows, Mac いずれにも対応しています。 ウェブブラウザとして Google Chrome、Microsoft Edge、Mozilla Firefox のいずれかが動くものであれば、機種及びOS のバージョンは問いません。
iPad やスマホなどのモバイル機器は、拡張機能がインストールできれば動作する可能性はありますが、検証できておりません。
価格はいくらですか
無料でご利用いただける便利な機能もありますが、 NCD Helper の中心的な機能であるデータ注入やデータ抽出機能のライセンスは有料となります。
ライセンスには、抽出限定ライセンス・通常ライセンス (個人用)・ご施設様全体/ご診療科様への包括ライセンス がありますので、 それぞれの機能については ライセンスの種類の一覧表 をご覧ください。
通常ライセンス (個人用) は、1ライセンスあたり 9,800円としております。同じご施設内でも、ユーザーごとにライセンスが必要です。 なお、データの注入機能は不要で、抽出機能だけが必要な方のために廉価 (3000円) にて抽出限定の機能制限ライセンスを販売しております。
NCDユーザー様を限定しないご施設様全体もしくはご診療科様への包括ライセンス(フル機能)も承っております。 包括ライセンスの価格は、直近のNCD登録症例数の実績が ~1000件: 50,000円, ~2000件: 100,000円, ~3000件: 150,000円, 3000件超: 200,000円 となります。詳細は ご施設様全体 / ご診療科様への包括ライセンスのページをご覧ください。
いずれも、更新を必要としない永続ライセンスです。
どうすれば購入できますか
まずは NCD Helper 拡張機能をインストール して仮ライセンスを取得してご試用ください。
実際のご購入は仮ライセンス登録後に NCD 入力ページに表示されるボタンからお願いしております。
見積書や納品書、領収書の発行は可能ですか
通常ライセンス、包括ライセンスの場合は対応しております。 通常ライセンスのご購入ページ もしくは 包括ライセンスのご購入ページ のフォームに記入して送信していただきますと、 まずはお見積書をメールにてお送りいたします。
廉価版の機能制限バージョンにつきましては PayPal 支払のみでお願いしております。ご了承ください。
複数のコンピュータで使えますか
複数のコンピュータにインストールしてご使用いただけます。インストールできる数に制限はありません。
一台のコンピュータを複数の入力担当者が使用できますか
使用できます。ただし、入力担当者ごとにライセンスコードの登録、もしくは包括ライセンスが必要になります。
ライセンスコードがわからなくなりました
問い合わせページよりお問い合わせください。
通常ライセンス(個人用), ご施設様全体/ご診療科様 への包括ライセンス, 抽出限定ライセンス をメールにて送信いたします。 ご利用中もしくは過去にご利用いただいていたユーザー様が対象となります。
通常ライセンス(個人用) をお持ちの先生で、ご施設の名称が変更になった場合には、新しいライセンスコードを生成してお送りいたします。
セキュリティの観点から、NCD Helper がインストールされたPCでのみ動作 するよう制限してあります。 入力フォームが表示されない場合は、NCD Helper がインストールされていない場合ですのでご確認ください。
転勤などで所属が変更になってもライセンスは継続して有効ですか
通常ライセンスは個人に紐付きますので、転勤などで所属が変更になったり、お一人で複数の施設で作業される場合も、引き続きご利用いただけます。
無料でライセンスを追加発行しますので問い合わせページよりお問い合わせください。
包括ライセンスは、施設または組織に紐付きますので、異動後はご利用になれません。
対応している専門領域は何ですか
専門領域にかかわらず、ウェブページに表示/入力できる情報は基本的にすべて入出力が可能です。その情報を実際に利用できるかどうかは、「データ注入」の場合は前処理、「データ抽出」の場合は後処理するためのツール(エクセルマクロファイルやファイルメーカーなど)によります。
すなわち、ブラウザの拡張機能である NCD Helper 自体は全ての専門領域に対応しているといえます。
領域によりごく一部の機能に制限がございますので、詳しくはお問い合わせください。 無料試用期間と無料サンプルを用いて十分にお試しいただくことが可能です。 サンプルとして無料公開しているエクセルマクロファイルは、共通領域、消化器外科、肝胆膵外科、内分泌外科、小児外科、乳腺外科、血管外科、呼吸器外科のそれぞれの専門領域に対応しております。
Windows の標準ブラウザで使いたいのですが対応の予定は?
Microsoft Edge に対応しております。
Mac の標準ブラウザ Safari で使いたいのですが対応の予定は?
そもそも要望が少なかったのと、以前は仕様上クリップボードの連携が困難であったことなどから、開発は中止となりました。
現在では状況は改善しておりますので、リクエストがあるようでしたらサポートを検討いたします。
病院のパソコンで利用したいのですが、対応ブラウザをインストールできません(新規ソフトのインストール禁止など)
インストールのための管理者権限が無いなど、何らかの理由で対応ブラウザの通常のインストールが困難な場合には、所属病院のシステム担当者の許可をお取りいただいた上で、動作確認が取れております Chrome ポータブル版 のご利用をご検討ください。 PortableApps.com にて入手可能です。
アップデートはどうすればよいですか
NCD Helper は ブラウザの拡張機能としてインストールされ、自動的にアップデートされます。
無料公開しているエクセルマクロファイルやファイルメーカーデータベースに関しては、ダウンロードページ で随時最新版を提供しますので、ご自身で適宜ダウンロードをおねがいします。
NCD Helper のサポート期間は?
ライセンスのご購入後、1年間は利用できることを保証します。実際のところ、NCD のシステムが今後どのように変化するかによっていつまで使えるかが決まります。
ただし、NCDシステムがバージョンアップなどで大きく変更された場合には、それに対応するまでの期間は一時的にご利用いただけなる可能性があります。 NCD 側の事情としても、これまでのデータ蓄積がありますので、今後データ構造が極端に変化することは考えにくいと予想しています。 むしろ、NCD Helper で実現している機能が本家に取り込まれてしまうことを危惧しています…
期待していた機能がなかったので返金してほしいのですが...
無料試用期間を設定していますのでその間はご自由にお使いいただき、有用であると判断された場合にのみ使用料をお支払いいただきます。 従いまして、申し訳ありませんが、返金には応じかねます。
もちろん、NCD の全面リニューアルで全く使用不能となり修復の見込がないなどの事態の場合は誠意を持って対応させていただきます。
他にも追加してほしい機能があるのですが...
できるだけ前向きに検討しますので、お問い合わせページ よりご連絡ください。
エクセルのマクロが実行できないのですが...
エクセルでは、マクロのセキュリティ設定を変更して、ブックを開いたときに実行するマクロと実行環境を制御できますが、セキュリティレベルが「高」以上の場合には、本サイトで提供しているエクセルファイルのマクロが実行できません。 実行できない場合には、セキュリティレベルの変更をお願いします。
詳細は エクセルマクロの説明ページ をご覧ください。
また、エクセルのバージョンによっては動作致しません。Windows Excel 2010 以降、Mac Excel 2016 以降で動作保証しております。
Macで利用していますが、Microsoft Excel 2011でマクロを実行できないのですが...
Microsoft Excel 2011にはマクロの実行において重大な問題があり、Microsoftで今後修正の予定はないようです。 現行のMicrosoft Excel 2016は修正されています(全く別のソフトといってよいです)。ぜひアップグレードをご検討ください。
自分でエクセルマクロを開発できますか?
できます!ぜひ開発してください。 NCD Helper では、データのやり取りを plain text 形式でクリップボードを介して行いますので、内容の確認は容易です。 その仕様も公開しています。ぜひ標準エクセルマクロファイルのコードを参考にしていただいてご自分で開発してください。
エクセルなどの周辺ファイルを開発いただいた後、成果物を無料公開して他のユーザー様への便宜を図っていただける場合は、ダウンロードコーナーから配布いたします。 その際は、お問い合わせページよりご連絡ください。
対応しているファイルメーカーのバージョンは?
対応しているバージョンは 12~16 です。
ファイルの形式は、FileMaker Pro 12 形式のデータベースファイル (拡張子が .fmp12) か、スタンドアロンのアプリケーション形式となります。 FileMaker Pro 11 以前をご利用の場合には、アップデートをご検討ください
手持ちのデータを活用するため、もしくは希望する形式に NCDデータを取り出すためのカスタムマクロの作成を依頼できますか
はい。
そもそも、みなさんの時間と労力を削減したいと思ったことが NCD Helper 開発のきっかけですから、できるだけの協力はしたいと思います。 個別にご相談ください。
開発の際には、サンプルデータをお渡しいただくことになると思いますが、個人情報に関わる部分は消去してからお渡しいただくようおねがいします。
カスタムマクロのサポート期間は?
個別に開発しましたカスタムマクロにつきましては、お引き渡しして期待通りの正常動作が確認されました時点でサポート終了とさせていただきます。 もちろん、重大な瑕疵があった場合には返金も含め、責任をもって対応します。
ウェブブラウザに拡張機能を入れて患者情報とか大丈夫ですか?
NCD Helper 拡張機能に関して、そのような心配は全くありません。 NCD Helper は臨床情報を扱いますが、他のウェブサイトに臨床情報を送信することは絶対にありませんので安全です。
Chrome拡張機能およびFirefox拡張機能は、 すべてプログラムのソースコードをGoogleないしMozillaに提供する必要があり、 事前審査を通過しなければ公開されません。 また、機能するウェブサイトは事前に設定されたものだけに限定され、明示されています。 さらに、有害となり得る動作にはユーザーの許可が必要です。 従いまして、本質的に安全と言えます。
安心してご利用ください。
NCDのサーバーに負担をかけるのではないかと心配です
NCD Helper は、NCD サーバーに直接アクセスするわけではなく、通常の操作でブラウザとの間でやり取りされるデータを横から抜き取ったり流し込んだりして機能します。
また、全自動一括取り込み機能や全自動承認機能は、データのリクエストを順に行いますが、先にリクエストした結果が完成してから次のリクエストを送るという、品のよい手法を採用しています。この方法ですとデータ取得などを最短時間で行うことはできないのですが、NCDサーバーへの負担はありません。
すなわち、NCDサーバーから見ますと、通常の操作と何ら変わりがありませんので全く問題ありません。NCD Helper が介在していることを知る由もありません。
データの全自動一括ダウンロードはセキュリティー的に問題では?
NCD Helper は、NCD サーバーに直接アクセスするわけではなく、通常の操作でブラウザとの間でやり取りされるデータを横から監視して機能します。
NCD サーバーへの接続には、ユーザーによる通常のログイン操作が必要です。 自動接続するわけではありません。 パスワードを保持・記録することもありません。 従いまして、NCD Helper の利用によて新たに生じるセキュリティー上の問題は全くありませんのでご安心ください。 もちろん、抽出の結果得られたデータファイルを外部に流出させない配慮は利用者の責任において必要ですので十分ご注意ください。
医師の医籍番号がわからなくても注入できますか?
NCD Helper では、術者や助手の注入操作の際に NCD Helper が医籍番号を自動的に補完しますので、医師名さえわかっていれば注入が可能です。 従いまして、お手元のデータファイルに医籍番号を追加して作り直す必要はありません。
病名や術式名は毎年少しずつ変わっていますが、どのように対応すればよいですか?
NCD Helper は入力・保存可能な対象年の病名および術式名リストを内部に保持しており、それと照合して正しいデータのみを注入します。 従いまして、誤った病名や術式を入力してしまう恐れは基本的にありません。
また、病名コードまたは術式コードのみ入力すればそれに対応した病名または術式名が自動的に補完されますので、ユーザー様にご用意いただくデータはコードのみで大丈夫です。 もし適切でないコードの注入を試みても、NCD Helper がチェックして弾いてくれます。 その場合には、ICD10選択ページまたは術式選択ページを用いた通常の方法で入力してください。
一症例ずつの注入は面倒なので、一括で抽入したいのですが...
一症例ずつの注入となり、一括で抽入することはできません。
そのメリットは、不完全なデータであっても注入でき、足りないところだけを手入力することが可能な点と、これまで通り一例ごとに内容を確認してから登録ができる点です。
事前に完璧なデータをそろえてまとめて注入するのであれば、NCD 謹製の CSV アップロード機能があります。 これはエラーが頻発しやすくシステムの構築が大変で、入力するデータの仕様が変更になるたびに行き詰まってしまうという難点があります。 この不便さを解消するために NCD Helper を開発しました。
コンセプトの違いをご理解いただいたうえで、ご活用いただけますと幸いです。