手術データの注入 - 検査値正常範囲の自動判定機能
NCD の入力において、検査値の項目には、正常範囲かどうかを入力する必要があります。
正常範囲は検査方法によって異なるというのがその理由です。
NCD Helper には、異常値の部分だけあらかじめ手入力しておけば、それ以外の部分を自動的に正常であると設定する機能が備えられています。
しかし、それだけでは電子カルテから取り出した検査結果からの自動入力に対応できないため、ここで紹介します 「検査値正常範囲の自動判定機能」 が用意されています。
例えば、ヘモグロビン値は性別により正常値が異なっておりますが、ここでは、
- 値が正常範囲であれば
A00166_RDO0080
を3
に設定 - 異常値であれば
A00166_TEXT0031
にその値を設定してA00166_RDO0080
を0
に設定
する必要があります。これを自動判定させるには、
~A00166_TEXT0031|13.5,17,11.5,15 14.6 |
---|
と記述します。すなわち、
~要素名|男下限,男上限,女下限,女上限 測定結果 |
---|
と記述することで実現できます。
ここでの上限値、下限値は各施設における範囲を記載してください。 省略すると、NCD の入力ページに示されている基準範囲が採用されます。
NCD Helper がインストールされている場合は、ここに自動判定に対応した項目のリストが表示されます。