残差QQプロット

残差QQプロットは、Reactive stat ではサポートしておりませんが、正規性を確認するためのグラフとして、

正規確率プロット (Q-Qプロット、Quantile-Quantileプロット)

基礎統計 対応のない群間の検定 対応のある群間の検定

にて利用できます。

残差QQプロット(残差量子量子プロット)と正規確率プロットは、データが特定の確率分布に従っているかを視覚的に評価するために使用される統計的ツールです。

これらのプロットは似ていますが、重点を置いている点が異なります。

残差QQプロット

  • 残差QQプロットは、主に回帰分析において使用されます。
  • このプロットでは、モデルの残差(観測値と予測値との差)がどの程度正規分布に従っているかを評価します。
  • X軸には理論上の正規分布の量子量が、Y軸には実際のデータの残差がプロットされます。
  • 残差が正規分布に従っている場合、プロット上の点はおおよそ直線に沿って配置されます。

正規確率プロット

  • 正規確率プロットは、データセット全体が正規分布に従っているかを評価するために使用されます。
  • このプロットは、残差ではなく、データセット内の個々の観測値を対象とします。
  • こちらも、X軸には理論上の正規分布の量子量が、Y軸にはデータセットの観測値がプロットされます。
  • データが正規分布に従っている場合、点は直線に近い形で表示されます。
  • 残差QQプロットは主に回帰モデルの残差を分析するために使われ、正規確率プロットはデータセット全体が正規分布に従っているかを調べるために使われます。
  • データの対象: 残差QQプロットは残差に焦点を当て、正規確率プロットは観測値全体に焦点を当てます。

両方のプロットは、データが正規分布に従っているかどうかを視覚的に判断するのに役立ちますが、その用途と分析の対象が異なります。