臨床評価スケール票
臨床評価スケール票は、医療現場で使用される標準化された評価スケールを簡単に利用できるWebアプリケーションです。
概要
本システムは、医療現場で使用される標準化された評価スケールを提供するツールです。 様々な疾患領域や症状に対応した評価スケールを提供し、結果の記録・管理を支援します。
評価方法
スケール票には、評価者や使用場面に応じて以下のタイプがあります。
- 医療従事者による評価: 医師や看護師などが患者を観察・面接して評価
- 患者によるセルフアセスメント: 患者自身が自分の状態を評価
- 家族・介護者による評価: 家族や介護者が患者の日常生活を評価
- 複合評価: 複数の評価者による総合的な評価
各スケール票の詳細情報で、推奨される評価者や実施方法を確認できます
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主な特徴
- 標準化された評価: 信頼性と妥当性が検証された評価スケールを使用
- 簡単な操作: 直感的なUIで迅速な評価が可能
- 結果の可視化: 入力データに基づいた自動計算と結果表示
- オフライン対応: Service Workerによるオフライン動作(PWA対応)
- データの保護: セッション内でのデータ保持、セキュアな通信
対応スケール
本システムでは、臨床現場で利用されている様々なスケール票を事前に準備してあります。
精神科・心療内科
- うつ病評価スケール (HAM-D, BDI等)
- 不安評価スケール
- 認知機能評価スケール
- その他精神症状評価
神経内科
- パーキンソン病評価スケール
- 認知症評価スケール
- 脳卒中評価スケール
整形外科・リハビリテーション
- ADL評価スケール
- 疼痛評価スケール
- 機能評価スケール
その他
- QOL評価
- 栄養評価
- 睡眠評価
対応スケールはリクエストにお答えして順次追加予定です
使い方
基本的な流れ
- スケール票の選択
トップページから評価したいスケール票を選択 - 情報の入力
各項目に従って評価・入力を行う - 結果の確認
自動計算された結果を確認 - 結果の表示
「結果を表示」ボタンで詳細ページを開く - 活用
結果をメール送信、印刷、または電子カルテへ転記
結果ページの活用
「結果を表示」ボタンを押すと、新しいタブで結果ページが開きます。
結果ページでできること
- 詳細な結果表示: 入力内容と計算結果の一覧
- メール送信: 結果をメールで送信
- 印刷: ブラウザの印刷機能で紙媒体に出力
- データ連携: 電子カルテシステムへのコピー&ペースト
- PDF保存: ブラウザの印刷→PDFで保存
結果をブックマークして後から参照することが可能になる予定です (2025-10-16 未実装)
セキュリティとプライバシー
データの取り扱い
- 一時保存: データはブラウザのセッションストレージに一時保存
- 自動削除: 1時間以上経過したデータは自動削除
- サーバー保存: 入力データはサーバーに保存されますが、入力者や対象患者の個人情報は含まれません
注意事項
<note warning>
- 本システムは評価の補助ツールであり、診断ツールではありません
- 臨床判断は必ず医療従事者が行ってください
- 患者情報の取り扱いには十分注意してください
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各スケールの詳細情報
各スケール票には以下の情報が含まれます:
- 基本情報: 正式名称、対象年齢、実施時間
- 開発背景: 開発者、発行年、理論的基盤
- 著作権情報: 使用上の注意、ライセンス情報
- 得点化・解釈: 重症度の目安、カットオフ値
- 参考文献: 主要文献、公式URL
詳細情報は各スケール票の「詳細情報」ボタンから確認できます
フィードバック・お問い合わせ
ご意見・ご要望
バグ報告
以下の情報をお知らせください:
- 使用していたスケール票名
- 発生した問題の詳細
- 使用ブラウザとバージョン
- エラーメッセージ(あれば)
更新履歴
v1.0.0 (2025-01-XX)
- 初回リリース
- 基本機能実装
- 主要スケール票対応
今後の予定
- スケール票の追加
- 多言語対応
- データエクスポート機能強化
- ダークモード対応
ライセンス・著作権
システムについて
本システムは医療現場での利用を目的として開発されています。
- システムは無料でお使いいただけます
- 各スケール票の著作権は原著作者に帰属
- 商用利用には各スケールの使用許諾が必要な場合があります
各スケール票の使用条件は、詳細情報ページで必ず確認してください
免責事項
- 本システムは医療行為の補助ツールです
- 診断や治療の判断は必ず医療従事者が行ってください
- 本システムの使用による一切の責任は負いかねます