多くの電子カルテ (FUJITSU EGMAIN, SSI Newton2 など) の標準的なCSVファイルをそのまま取り込むことができるようになっています。
CSVファイルの1行目には項目名が必要です。
項目には 手術日、患者ID が必要で、病名、術式、術者、助手 の項目を取り込むことができます。
それぞれの内容が複数のカラムに分かれている場合には、それらを結合する機能があります (病名1, 病名2, 病名3 をひとまとめにするなど)。 また正規表現を使って項目の内容の抽出や変換を行う高度な機能もありますので、通常は電子カルテから取り出したCSVをそのまま読み込んで処理することができます。
うまく取り込めない場合には、(個人情報を削除した状態で) EMUYNに送付していただければ読み込むための設定をお手伝いします。
なお、一旦設定すると記憶されますので、 同じ形式のデータファイルを読み込む際には再度設定する必要はありません。
手術ビデオ専用サーバーシステムに管理者としてログインし、「手術データの登録」のページに移動してください。
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CSV ファイルの文字コードと改行コードは自動判定されます。
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以下に例を示します。
元データ | 抽出正規表現 | 部分文字列置換 | 得られる項目データ |
---|---|---|---|
生年月日1966年1月1日生まれ | \d+年\d+月\d+日 | 1966年1月1日 | |
12345 | (\d+) | 00$1 | 0012345 |
第二外科 | (第[一二]|)(.+科) | $2 | 外科 |
乳腺外科 | (第[一二]|)(.+科) | $2 | 乳腺外科 |
実際に取り込まれるデータがリアルタイムに表示されますので、かならず内容が正しいことを確認して取り込みを行ってください。
特に、患者ID や 手術日 が違っているとデータの対応がうまくゆきませんので、十分注意してください。 なお、異常なデータを取り込んでしまい、改めて正しいデータを取り込んでもうまくゆかない場合には、データベースをリセットする必要があります。 「手術データベースのメインテナンス」ページからその作業が可能です。
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いったんデータを正しく取り込めれば、次回から同じ形式のデータを読み込む際に設定をやり直す必要はありません。